ゆいはん、ＡＫＢの危機感激白…上位メンバー卒業で「団結してがんばるとき」
今ががんばり時！！ 「ＡＫＢ４８選抜総選挙」への意気込みを語った横山由依。浴衣姿がよく似合う（京都市北区、撮影・甘利慈）
ＡＫＢ４８グループ総監督の横山由依（２４）が５日、レギュラーを務めるカンテレ「横山由依がはんなり巡る 京都いろどり日記」（６月２１日、深夜１・５５）の収録を京都市内で行った。
６月１７日に開票される「第９回ＡＫＢ４８選抜総選挙」（沖縄・豊崎美らＳＵＮビーチ）の真っ最中で、「今が団結してがんばるときだと思う」と総監督としてグループ全体への思いをサンケイスポーツに語った。
浴衣を身にまとい、初夏の訪れを感じさせた。表情は涼しいが戦いは熱い。総選挙真っただ中のゆいはんが総監督としての心境をサンケイスポーツに明かした。
「顔と名前が一致するメンバーが少なくなってきていると思うんです。覚えてもらうには、今のメンバーでがんばり続けないと。今が団結してがんばるときだと思うんです」
昨年１２月に島崎遥香（２３）、今年４月には小嶋陽菜（２９）と総選挙では上位に名を連ねてきたメンバーが次々と卒業し、グループ総監督として危機感を抱いているが、乗り越えるために今が大事だと説く。
５月３１日に発表された速報順位では１万２０３１票で１２位。昨年は速報２６位と出遅れながら１１位で選抜メンバー入りしただけに、これにはホッとしている様子。
「今年は７位以内に入りたいとファンの方とも言っていて、速報は去年よりは上なのでとりあえずひと安心ですが、７位以内が目標なのでここからです」。あくまでも目標は初の“神７”入りだ。
なによりも速報１位となったＮＧＴ４８の荻野由佳（１８）にはゆいはんも驚きを隠せない。「全員がびっくりしました。
票数（５万５０６１）もすごいなぁ～っていうのと、おぎゆか（荻野の愛称）は苦労人でがんばっているのはメンバーは知っていました。なにか起きそうな予感はすごくしますね」。
ＡＫＢオーディションを２度受験するも夢がかなわずにＮＧＴ入りした荻野と、２００９年にＡＫＢ、ＳＫＥオーディションを落ちた過去を持つ自身を重ね合わせた。
「最終結果がどうなるかわからないですけど。ＡＫＢ４８グループはなにが起こるかわからないから面白いというのはまだまだあると思います」
波乱の幕開けとなった今年の総選挙。はんなりとした口調の中に強い意志をみせた。ゆいはん自身ももちろん、上を目指す。
