横山由依
Q.『○○発東京行き』、番組収録を終えて、まずは感想お願いします。
一人ひとりみんな想いを持って東京に向かわれているんだというのがわかりました。自分もバスで東京に通っていたので、重なる部分がある人もいて、私もワクワクした気持ちと不安な気持ちと色んな気持ちを持ちながらバスに乗ってたな~とか、寝れる日もあれば、寝られずに窓の外を眺めている日もあったな~っていうのを思い出しました。
Q.京都出身の横山さん。デビュー当時は週末に夜行バスで東京に通ってアイドル活動されていたのは有名なお話しですが、正式に上京されたのはいつから?
2009年の9月にオーディションに合格して、2カ月は毎週末、土曜日と日曜日にレッスンがあったので、金曜の夜にバスに乗って東京に行って、日曜の夜にまたバスに乗って帰ってくるという生活を送っていました。その後、正式に本合格みたいな形になって、12月くらいに東京に引っ越してきました。その時もバスで行きました!
Q.最後もバスにした理由は?
それまでずっとバスで通っていて、夢を叶えてくれたのは高速バスのおかげもあるのかなという願掛けみたいなところもあって、最後も高速バスにしました。これまでと変えてしまうと、流れも変わっちゃうような気がして。
Q.拠点を東京に移すと決めた時には、やっぱり特別な思いはありましたか?
仲良かった友達が京都駅の八条口まで見送りにきて手紙も渡してくれたんですけど、地元の家族や友達を置いて出てきてしまうので、その人たちに見てもらえる活動をしないとなとか、恥ずかしくないようにやらないといけないし、もう戻ってこれないなと思いました。生半可な気持ちで行くことはできないなと。収録中も陣内さんが芸人さんが大阪から仕事で東京に行くタイミングはすごい気合をいれるというお話もされていましたけど、地方から行くということはそれだけの覚悟と想いがあるということなので、より強い気持ちを持っていたと思います。地方に住んでいるから「遅れをとっているのはしょうがないな」と思われるのがすごく嫌で、負けたくないなと思っていました。
Q.横山さんにとって、東京とは?そして、故郷・京都とは?
東京はすごく憧れていた場所で、一生憧れ続けるんだろうなと思います。京都は時間の流れがゆっくりな気がして、故郷が別にあって良かったなと思います。東京はせわしないというか、時間が早く過ぎる感じがするので、安らげる場所があるのはいいなと思いますね。
Q.関西から上京した芸能人の皆さんが見届け人ということで、この番組で、改めて感じたこと、想いを新たにされたことなどお願いします。
初心を思い出しましたね。今では自分が欲しいと思ったものを買えたりしますけど、当時は色んなことを我慢していたなと思い出しました。この番組で女優を目指す子がシェアハウスに住み始めたという話を聞いた時に、私も地方から出てきた先輩たちと同じところに住んでいたことがあったので、先輩たちに助けてもらったなと思い出したり、昔の楽しかったり、辛かったりしたことが思い出せる番組でしたね。
Q.AKBグループも地方出身者や地方で活躍している子も多いですね。
地方から出てきている子は、私もやっぱりちょっと気にしちゃうと言いますか。その子たちも地元に戻れない気持ちで来ているんだなと思うと、一段と思い入れが強くなり、応援したいなと思います。姉妹グループも多いんですけど、いつも大きなキャリーバッグを持って移動していたりとか、「3か月、家帰ってないです」という子もいたりするので、一生懸命頑張っているんだなと思うと、自分は東京に住ませてもらっていて恵まれているので、新しいことにチャレンジして頑張らなといけないなと思わされます。
Q.最後に、番組の見どころをお願いします。
一人ひとりの好きなことややりたいことに懸ける思いがあって、それぞれ生活をしているんだなということが改めてわかりました。嫌なこととかみんなあると思うんですけど、それ以上に楽しいこと、やりたいこと、好きなことっていうのをするために東京に行ってる皆さんを見て勇気をもらいました。私も頑張らないとなと思いましたので、皆さんもぜひ見てください!